『結婚記念日おめでとうございます』
[2008年11月20日(木)]

仲の良い、兄と妹の兄妹が、お金を出し会って、両親の結婚記念日に素敵なお祝いを送った。
お父さんは心臓疾患で総合病院、お母さんは痴呆症の施設に、約30キロ離れて両親は入院生活を送っていた。
お父さんは、ストレッチャーに横になり、兄妹が付き添った民間救急車を利用して『酸素・吸引』を受けながら、長年連れ添ってきた愛妻が待っ施設に到着した。
2人部屋よりも個室の方が良いと、施設の方々が気配りしてくれた部屋で待っていると、移動式のベッドに横になった、お母さんが入ってきた。
『おかあさ〜ん、おかあさ〜ん』3人揃って、お母さんの耳元で声を掛ける。
それまで、認知症で無表情のお母さんの顔に、『少しの微笑み』が浮かんだ。
『わ〜!すごいね!良かったね!』その場に居た善意の人達が、温か〜い気持ちに包まれた。
自身も『鼻の奥が、ジーンと痺れ』て、涙がこぼれ落ちそうになった。
『次は半年後、今度は、お母さんが、お父さんに会いに行くんだよ。約束だよ』約1時間の家族団欒を無事に過ごすことが出来た。
追記・・・『お父さんとお母さんは80歳代・兄妹は50歳代』古き良き、懐かしい昭和世代の家族だった。












